明治神宮へ参拝に行ってきた時のこと

 

 

 

明治天皇昭憲皇太后をおまつりする神社として

日本国民であれば知らない人はいないはず

明治神宮へ行ってきた

 

自分の記憶が正しければ

今回で3回目

1回目は、10代の時に友人と初詣に

2回目は、知り合いに誘われて

 

初詣は、参拝者日本一ということもあり

長い参道をかなりの時間かかって

やっと本殿で参拝するものの

ものすごい人の行列で周りを見る余裕がなかった

 

今回は、朝早くに行ったのと平日だったこともあり

わりとゆっくり参拝することが出来た

 

本殿での参拝の後、写真を撮っていた時

一人の男性が近寄ってきた

はじめは、自分のことではないと思って

少し後ろに下がり、その場を立ち去ろうとするも

その男性の声掛けの方が早かった

 

明治神宮の境内に、拝殿向かって左側に

「夫婦楠」と呼ばれる御神木が鎮座されている

一見、一本の楠の木に見えるが

幹がしめ縄で結ばれた2本の楠の木

 

夫婦円満の御利益があるその「夫婦楠」の前で

写真を撮ってほしいとのことだった

 

写真を撮ったあとは、本殿へ参拝に行くようだった

 

初めて来たと言っていた

日本一の明治神宮

大きなスーツケースを持ち

「夫婦楠」の前で、

何を想い、何を願い、何を誓ったのだろう

 

礼儀正しくて行動力、正義感のありそうな

とても好印象を持てる男性だった

 

こうした、若者達が良きリーダーとなって

先人から受け継がれてきた

日本の伝統と文化を守るために

正しい心を持って考え、行動していって欲しいと願いつつも

 

バブル世代の平和ボケな私達が

怠けてきたことで

未来の子供達が不幸になってしまわないように

自分が今、出来ることを

考え直していかなければならないと思った

 

帰りに、宝物殿へ寄って立ち寄った

国旗が青空高く

風になびいて

威風堂々としていた

なんだか涙が出る

嬉しかった

 

 

 

 

君が代

千代に八千代に

さざれ石の巌となりて

苔のむすまで

 

 

 

 

 

 

 

・さざれ石・

大小の石灰岩の角礫が集まったもので石灰角礫岩という

もともと小さな石「細石(さざれ石)」の意味

長い年月をかけて雨水などの溶けだした石灰分が沈着し

小石を凝結して少しずつ大きな岩となっていく

この石は、国歌の由来となったといわれるさざれ石を産出した

岐阜県揖斐川町春日(旧揖斐郡春日村)の山中で採取され、奉納されたもの