いつかのご飯 ランチテイクアウト ー魚屋路ー

 

 

子供が小さい頃

まだ親と一緒にご飯を食べに行ってくれる

「ご飯食べに行こうか」と言うと

大喜びでついてきていた

 

成人すると

一緒に出掛けることすら避けられる

食事のための外出などもってのほか

せつないが、それも子供が親から自立している証拠

言い聞かせてみる

受け入れるしかない

 

家の中では特に問題なく一緒に食べているし

外食できないことくらいどうってことない

気にはしていない

というか

気にしないようにしている

 

嬉しいこともある

 

私が、料理を作ることが面倒だなと思っている時や

単純に外食系の食事がしたい時など

デリバリーサービスをよく利用するようになった

 

「最近、ラーメン食べてないな…」

「お寿司食べたい」

「肉が食べたい」

色々と精査している中で

子供たちと会話している時間が

私にとっては、貴重な時間

 

何が食べたいのか私の希望を考慮して

注文してくれる

小さな心遣いには、子供の優しさが身に染みる

 

 

 

 

いつの間にか

体も心も大きく成長している我が子に向けて

心の中で感動と感謝をしてみたりして

 

 

 

そういう時に決まって自己嫌悪に陥る

親らしいことをしてあげられてなかったんじゃないか

 

違う親のもとで育ったのであれば

今とは全く違った人生を歩んでいたのかもしれないのに

 

私はずっと

子供は、生まれてくる親を選べないと思っていたけれど

 

どうやらそうではない説があるらしい

「子供は親を選んで生まれてくる」というような説を最近耳にした

 

もし、私のような親を選んで生まれてきてくれたのだとしたら

本当に心から「ありがとう!」と言いたい

 

それから

これからもよろしくね♪